観光素材の掘起こし
観海アルプスをご存知ですか(広報『上天草』平成22年6月号掲載)
観光素材の掘起こし
観海アルプスをご存知ですか(広報『上天草』平成22年6月号掲載)
上天草市と言えば、「海」がまず思い浮かびますが、じつは、「山」もあるのです。
「観海アルプス」とは、天草上島の東海岸沿いの高舞登山(松島町)から龍ヶ岳(龍ヶ岳町)へと連なる山々をいい、山々をつなぐ稜線は九州自然歩道として整備されています。観海アルプスは一方には断層の活動や土地の隆起によってできた急な崖、他方に緩やかな斜面をもち、この独特の地形の中に整備された九州自然歩道からは、季節とともに姿を変える山々の景色を楽しむばかりでなく、有明海や八代海に浮かぶ島々や行きかう船の波紋も同時に楽しむことができます。
市では、今回、観海アルプスの白嶽から次郎丸嶽をつなぐ登山の新ルートの整備を行い、5月1日に松島町の有志団体で開催されました開通記念登山には、上天草市のみならず熊本県内外から100名以上の方が参加されました。当日は天候も良く、山々の景色や新緑の中に咲くアマクサミツバツツジの花の美しさ等を楽しまれていました。また、高舞登山展望台や金毘羅山(松島町)、蕗嶽(姫戸町)の周辺の雑木の伐採等も行いましたので、今まで以上に山々からの眺望を楽しめるようになりました。
今、女性や熟年層を中心に登山愛好者が増えています。そこで、登山愛好者向けの専門誌等への積極的な情報提供により、新たな観光客誘致を
図りたいと思っています。
観海アルプスは、初心者の方でも山登りを満喫することができます。温暖な気候の中、巨岩がむき出しになった特異な山容をもつ白嶽や龍ヶ岳等
の山々と、絶景ともいえるそこからの眺望を気軽に楽しめることができ、新鮮な食材や温泉も楽しめる、そんな素晴らしい素材を持つ上天草市に
多くの観光客が訪れていただけるよう、いろいろな「種」を蒔いていきたいと考えています。
上天草市長 川端 祐樹